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テストスペック(テスト仕様・テストケース仕様書)とは何か?仕様書の項目もあわせて解説

2021年6月18日

テストスペックの概要

テストスペックとは、ソフトウェアの特定の機能について、テストするシナリオ、テスト方法、テスト頻度などの詳細な要約です。
「テストスペック」という言葉は“Test Specification”の略で、直訳すると「テスト仕様」となります。
そのため、テストスペックは「テスト仕様」「テストケース仕様書」と呼ばれることもあります。

ソフトウェア開発のみならず、開発した製品をテストする際には「テスト計画」を策定します。
テスト計画では、製品の全体的なテストの計画を策定し、文書化していきます。
一方、テスト仕様では、製品の中の一部の機能について、どのようにテストをするのかを考えていきます。
つまり、製品の各機能のテスト仕様の集合が、テスト計画に近いものになります。

テストスペックの項目

テストスペックを資料にまとめる際には、主に以下の内容がまとめられます。

  • テストの名前
  • 改訂履歴
  • 機能の説明
  • 前提条件
  • テスト手順

テストスペックには、テストの名前をつけ、改訂履歴をつけ、機能の説明を記述します。
前提条件はテストをする上で確認しておく内容です。
「どのような環境でテストするのか」「どのような資料を使ってテストするのか」を記載します。
例えば、「必ず社内ネットワークにつないでテストを行う」「別途用意した単体テスト表を使ってテストを行う」という内容を記述します。
また、前提条件にはテストの「深さ」を記述するとよいでしょう。
テストの深さとは、いいかえれば「どこまでテストをするのか」ということです。
テストには際限がなく、いくらテストをしても万全になるというわけではありません。
だからといって、テストに時間をかけすぎてはコスト超過になってしまいます。
そのため、どこまでテストをして、どこからはテストをしないかをあらかじめ記載できれば、テストの範囲がわかり、作業がしやすくなるでしょう。

テストの手順は、「どのようにしてテストを行うか」を記載してください。
主に「何をするのか(入力仕様)」「何が起こるのか(出力仕様)」を明記していきます。
これは別途単体テスト表などを使ってテストを行う際は概要程度にとどめておいてもよいでしょう。

単体テストをあわせて確認

今回はテストスペックについて解説しました。
テストスペックは特定の機能をテストするための仕様のことを指します。
そのため、具体的なテストの内容については別に資料が存在することがあります。
機能単体をテストする場合は、単体テストがテスト手順として用いられることが多くあります。
そのため、単体テストについてもあわせて確認しておくことをおすすめいたします。

参考